アニメ (日本のアニメーション作品)

日本のアニメーション作品におけるアニメ（英: anime）は日本製セルアニメーションの系譜に連なるスタイルを持ったアニメーション作品の総称である[1][2][3]。

概要
「アニメ」は制作国や表現スタイルを問わない、アニメーションの略語として用いられる（例: ディズニーアニメ）[4]。それと同時に「アニメ Anime」は日本製セルアニメーションの系譜に連なるスタイルを持ったアニメーション作品の総称としても用いられる[1]。本稿では後者を扱う。

日本では戦前から様々なアニメーションが制作されてきた。1963年には手描きアニメーションである『鉄腕アトム』が制作され、これに影響を受けた作品が商業セルアニメーションとして多数制作された（⇒#歴史）。これらの作品群は極端なリミテッド・アニメーションなど、様々な点で伝統的なアニメーションとは異なる特徴を持っていた[1]（⇒#特徴）。これらの特徴は様々な批評を受けながら一種のスタイルとして日本のアニメーションに根づき[5]、単なるアニメーションの略語ではない「アニメ」として認識されるようになる[1]（⇒#定義と名称）。セルアニメからデジタルアニメへ移行してもこのスタイルは引き継がれ磨かれ、現在でも多くの作品が作られている（⇒#作品例）。

現在の商業アニメはTVアニメだけで年間300本ほどが制作されている[6]。その製作・制作は体系だった多人数分業で成り立っており（⇒#製作・制作）、法人・スタッフによる業界団体も存在する（⇒#業界団体）。そうして製作された作品は様々な媒体で流通しており（⇒#流通形態）、またメディアミックスを通じて様々な産業と関わり合っている（⇒#商品展開とアニメ化）。その影響範囲は年々広くなり（⇒#周辺文化）、現在では海外でも広く親しまれている（⇒#輸出）。

定義と名称
本記事においてアニメ（英: anime）は日本製セルアニメーションの系譜に連なるスタイルを持ったアニメーション作品の総称を指す[1][2]。

実在しない「動き」を生み出す映像・技法は、日本において「線画」「動画」「漫画映画」「アニメーション[7]」など様々な名称で呼ばれてきた（詳細はアニメーション#呼称の変遷）。このような作品のうち『鉄腕アトム』を始めとした日本製セルアニメーションの系譜に連なるスタイルを持ったものはしばしば「アニメ」と呼ばれる[1]。「アニメ」の語は制作国や表現スタイルを問わない、アニメーションの略語としても用いられる[4]（例: ディズニーアニメ）が、本記事は前者に限定して扱う。また、かつてはジャパニメーションとも呼ばれた（詳細は#呼称の変遷）。

Anime
英語圏における 英: anime は日本風アニメーションを指す[8]。

つづりからわかるように 英: anime は 英: animation の省略になっていない[注 1]。発音も「アニメ」であり、英語風の「エイニム」や「アニーム」ではない。これは 英: anime が animation（英）→アニメーション（日）→アニメ（日）→anime（英）として逆輸入（再借用）されたことを反映しており、この変遷の中で「日本スタイルの」という意味合いが付与された[8]。日本での「アニメ」読みが名詞として辞書に掲載される例もある[8]。

フランスでも日本製アニメーションはanime（アニメ）と呼ばれる。英語から輸出される形で移入される[要出典]。アニメーション（動画）はdessin animé（デサンナニメ）（動く画） と呼ばれる。フランス語には animer（動く）の過去分詞形の animé（アニメ、動いた、動かれた）があり[注 2]、同用途で英語でも animé と綴られるため、フランス語由来説も存在する[要出典][注 3]。

なお日本では、制作国や表現スタイルを問わないアニメーションの略語としての「アニメ」をローマ字表記する際に「Anime」と書く場合がある[9][10]。